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青塚古墳

先日、青塚古墳へ寄り道してみた。
古墳をあらたまって見に行くということはあまりしないと思うのですが、
ネットで画像を見ていてちょっと興味があったので寄ってみたのです。

現地に行くと案の定人の気配はほとんどなく、
資料館があるものの静かな感じ、こうした遺跡と向き合うには
ベストな雰囲気なのではないかと思います。

青塚古墳は周りから良く見えるのが印象的で、
前方後円墳の形が庭が広いために、はっきりと感じられます。

前方後円墳というのはなんだか子供のころ社会で習ったような気がしますが、

鍵方の丸と台形の組み合わせの形、三角と丸の組み合わせという人もいますが
丸と角の組み合わせで出来ているものです。




古墳ですが画像のように結構美しいと思いました。

人工的な丘の造形としては、末広がりの円錐に
三角が突き刺さっているような印象で
当時はもっとはっきりと形が鮮明で
なかなかモダンなアートだと思います。

土を立体に盛りつけるアート、ランドスケープデザインとしては
今でも十分楽しめる作品だと思いますね。




古墳が出来た時代は、4世紀半ば、古墳時代と呼ばれていますが
飛鳥時代まではなんだかざっくりでイメージがわかないんですね。

これって、文献が乏しくて空白になっているらしく、
4世紀近辺の資料がないってことみたい。

盛んに中国と貿易したり、時代によっては大陸の一部に国土が進出していたようなので
造船技術と、戦闘の出来る人口があったと思われるんですね。

なにせ、中国に出て行くにはよほど強いリーダーが存在していたのは間違いないですから
古墳と呼ばれるお墓がたくさん存在してもおかしくないわけです。




こんな感じで、たくさんの人工を動員するのですから、
王様には文句言えない感じだったのでしょうね。

謎なのは、ランドスケープでデザインしていること
弥生時代には高床式倉庫とか作っているから
建造物でも良いのじゃないかなと思うのですが、
この手の遺跡はピラミッド同様、石とか土じゃないとだめみたいです。




なにか、掘られたくないものが深いところに埋まっているんでしょうね。


さて、ここからは話が脱線します。

外のベンチに腰掛けてしばらく眺めていると、
この形ってさ、スタートレックに似てない?と




もしかしてだけど、埋まってるんじゃないなんて思ったのですが
スタートレックのエンタープライズ号は初期の形でも古墳の倍はあるらしく
最終的には1000m級になっているらしく

古墳は123mですから、埋まっているはずがないです。




大分話はそれましたが、美しくてアートですよということです。

寄り道できたらぜひ寄ってください。



  


2014年11月01日at 15:24 │Posted by arikui │Comments(0)青塚古墳