てぃーだブログ › 愛知名古屋のパワースポット、東海古寺攻略 › 尾張四観音 笠寺観音

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尾張四観音の笠寺観音は縁結びのご利益あり



尾張四観音のひとつ、笠寺観音、笠覆寺(りゅうふくじ)を訪れてみる。
歴史は古く733年からあり、メジャーになったのが、
藤原兼平の時代、この地で玉照姫を見初めた由縁から、
縁結びの寺としてのご利益がある。



旧東海道が門の前を斜めに横切っているので、
正面からの参道ではなく西門に商店街と門前町がのこっている。
笠寺駅も笠寺観音から西の方角にある。
ちょっと手間だがかなりマニアックなひとは
南側から引いて山門、本堂を見ると屋根の連続が美しい。
笠寺天満宮がある付近まで引くと山門越しに本堂の屋根が見える。





本堂は江戸時代中ごろの1763年に再建されたもの
山門側から入ると池に挟まれた参道がとっても風情がある。
山門の軒が深くとられたフォルムがなんとも美しく、
見上げて楽しむにはちょうどよい。





芭蕉の句の石碑があるのでその近辺まで足を踏み入れると
池越しに山門が見えるのでとても美しい。
芭蕉の句は達筆すぎて私には読みづらかったが
星崎の 闇を見よとや 啼千鳥 
(ほしざきの やみをみよとや なくちどり)



本堂に参拝する前に手を清める場所すら歴史を感じる。
境内の建物はたくさんあるのだが
特に本堂の屋根と山門、多宝塔がうつくしい。
多宝塔の前に徳川家康が幼少の折に人質交換された石碑があった。
幼少の徳川家康にゆかりの地だったのだろうか?

そちらに気をとられていると縁結びの玉照姫のお堂に参拝を忘れそうなので、
こちらへお参りするのを忘れないでほしい。
こちらにおまいりすることで玉の輿にのれるらしい。



笠寺観音は山門や本堂、多宝塔に目を奪われ
ややもすると重要文化財の梵鐘の場所を素通りしそうだ。
でも重要文化財はこちらの中にある。



若干見えにくい箇所に隠れているので注意
そこから本堂を見ると屋根がとても美しい。

近くの笠寺公園に見晴台考古資料館があり
20000年前の石器時代の資料を展示している。
この近辺は石器時代からパワーが蓄積されていそうだが、
のどかな公園はまったりして癒ししか感じられない。





公園内に竪穴式住居もあって中に石器時代の人がいた。
意外に小さい。


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