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観福寺の絵額、パラレルワールドの入り口

観福寺の絵額、パラレルワールドの入り口

東海市の観福寺を訪れてみる。
門の中にはガラスで見えにくいが仁王の姿が見られる。
若干ぽっちゃり目に感じるが他の仁王と比較するのも
失礼な話なのでそれはおいておく。
両脇に仁王像に挟まれると門番の間を通るようで、
気分が正されて背筋が伸びるようだ。

観福寺の絵額、パラレルワールドの入り口

門をくぐると良く手入れされた生垣の間を通って本道へつづく
本堂は江戸時代の建築だがその中にある
重要文化財の本堂内宮殿(くうでん)は鎌倉時代のものである。
実際寺の歴史は古く、702年からあるということなので
行基の時代にできた、歴史と格式のある寺ということがうかがえる。

観福寺の絵額、パラレルワールドの入り口

生垣を進むと軒の深く作られた本堂がある。
本尊は十一面観音であるが、参拝するスペースは
清水寺ほど大きくはないが舞台のように広くなっている。
斜面に建っているわけではないので舞台造りというわけではないが
なぜこのように広い舞台が必要だったろうか?

観福寺の絵額、パラレルワールドの入り口

ひとつは非常に多くの人が参拝するために
ウェイティングのスペースが必要だたっということ
一度に多くの人が同時に並んで参拝する必要があること。
もうひとつはそれ以外にこの舞台で何かを行うため。
長時間そこに居たいからなどが想像できる。

観福寺の絵額、パラレルワールドの入り口

目的がなければこのような大きな舞台は作らないと思うが
たぶん中の宮殿や本尊の十一面観音を長い時間拝みたいため
同時に多数が舞台の上で渋滞したと想像した。

そうでなければ他に何をするだろうか?
いろいろ思いながら上部を見るとおびただしい数の絵額がある。
絵額には現実にあった生活の様子や
あの世の様子を描かれている場合がある。

観福寺の絵額、パラレルワールドの入り口

ここの場合は後者のあの世だろうなと思いながら
目を凝らしても絵の中の様子は色あせてあまりわからなかった。
おそらく昔は映画館などなかったから
絵を見ることでその絵の中の世界に引き込まれて
その世界に入り込んでいったのだと思う。

観福寺の絵額、パラレルワールドの入り口

絵というのはこの世と並行する入り口のようなもの。
パラレルワールドの入り口なのだ。
おそらくこの大きな舞台はシアターの客席
そこにゆっくり座って長時間いただろうか。
パワーが強いのか首を上げるのがつらいのか見上げるとくらくらする。


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