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東別院で大いなる何かと向き合う

東別院で大いなる何かと向き合う

東別院は名古屋市にある東本願寺の別院である。
本願寺は京都で暮らしていると毎日目にする大寺院であり、
市街地にあってバスで移動すると必ず目に飛び込んでくる建築物である。
西本願寺と東本願寺に共通するその大きさは
名古屋の東別院も受け継いでいる。

東別院で大いなる何かと向き合う

東別院の駐車場にたどり着くと
とても形の美しい建築物に出会った。
お茶所の建物で、東別院のメインの建物とはいえないが
こうしてあとからできた建物が美しいということはよくあることだ。

東別院で大いなる何かと向き合う

本堂は気持ちのよいぐらいのがらんどうであり、
日ごろのあらゆる雑事を一瞬で吹き飛ばしてくれるようなスペースだ。
そもそも日本人というのはひとつの宗教へ傾倒する人が少ない。
神社へ初詣に行きクリスマスにはケーキを食べる。
わたしもそのうちの一人であるが、何も宗教道徳がないわけではない。
昔から伝わる日本の歴史や先人の教えになんとなくしたがっているところがあり、
外人から見ればサムライとか武士と呼ばれるような遺伝子を持つ。

神様を信じているわけではないが、
見えない大いなる何かを意識するところがあって
人間程度のものが、なんともならない流れがあるということを
大体の日本人はどうも信じきっているようである。
だから、神社やお寺で手を合わせるときは
大いなる何かに対して語るか
もしくは自分と向き合って自問自答するか
都合のよいようにするのである。

東別院で大いなる何かと向き合う

東別院境内の納骨堂もとても美しいフォルムをもっていて、
鐘楼などの重要な施設と同様に見所があると思う。

東別院で大いなる何かと向き合う

鐘楼はこの境内の奥にある。
鐘楼に向かう途中にこの場所がかつて城だったことを記した看板があった。
東別院は織田信長の父である信秀の居城であった場所である。

本願寺もまた由緒ある寺院であったが
戦国時代以後に東本願寺と西本願寺に別れ
東本願寺の流れを汲んで東別院を名古屋に作ることになった。
多くの建築は世界大戦で戦火に呑まれたが、
その場所は今も整然と残されている。

かつて城があったパワーのある場所は
程よく大いなる何かと向き合うのにちょうどよく
市街地にあって行きやすい。


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