愛知名古屋のパワースポット、東海古寺攻略

今回訪れてみたのが小牧山、小牧城のすぐそばにある間々観音
尾張三十三観音霊場のひとつである。
境内に入るとこぎれいな手洗いのスペースが、
いつもするように近づいてひしゃくで手を清めた。



あれっ？視界に飛び込んできたのはまぎれもない乳である。
しかも人感知センサーで水が出る仕組みでちかづくと乳から水が出る。



もしや間々観音のままというのはママのことでは？
など、勘違いをしながら境内の奥へと進んだ。
厄除け開運とあるがこの観音さまは乳に関係ある。
なにせ境内はおびただしい数のおっぱいで埋め尽くされている。





以前は観音様に祈願すると乳の出がよくなることから
その祈りを込めて祈願したようであるが、
最近の傾向はバストサイズをアップしたいため
女性が祈願するようである。
おっぱいを大きくするパワースポットといったところだろうか。



絵馬はおっぱいの形になっている。

きわめてまじめな私は小牧山にその由緒をみつけてきた。
もともとは小牧山、こと小牧城にのぼると観音洞と呼ばれる場所に石碑がある。
ここが間々観音のゆえんの場所で
乳の出が悪い妻のために小牧山の鹿を狩にいったが、
その鹿が7つの子供の母鹿であった。
矢で射止めたら小鹿は石に、母鹿は千手観音になったとされる。

子持ちの鹿を殺してしまって、感謝と罪悪感のようなものから
それを供養したものだろう。



いずれにせよ間々観音の本尊の千手観音は日本で唯一のお乳の寺である。
ほかに見られない希少な願い事の寺で珍しいといえる。

私以外に人はいなく人気はないのであるが、帰りぎわはさすがに
なんの照れなのか、人目が気になり早足でその場を離れたため
あやしい感じの人になってしまった。


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