津島神社は最上級のパワースポット
津島神社の歴史は古く、紀元前にさかのぼる。
飛鳥時代以前に現在地近くに移り、
平安時代810年に現在の位置にある。
本殿と楼門が重要文化財で
現在から400年前の安土桃山時代に建てられたもの。
神社の境内に入ると感じられるのは圧倒的な癒しの空気だった。
この清らかな空気感というのは、山奥深くにある清らかな神社ともちがう。
同じ愛知県にある熱田神宮ともちがう。都市部にありながら程よく研ぎ澄まされた
建築のもつ迫力と、独特の雰囲気を漂わせた風情がある。
ちょうど雨が降っていたため人気も周囲の喧騒や雑音もかき消されていた。
楼門は近づくと遠めに見たよりも大きなもので
境内の建築は小さな人間を大きく包み込んでくれるような包容力がある。
楼門の横に社務所があり巫女さん数人がいて、
整然とした様子は大きな神社だと感じさせられる。
本殿にしばらく向き合うとものすごく満たされた気持ちになった。
そのとき周りに人はいなかったため、がらんとした状態で
まるで40人のクラスで学校の先生に
放課後誰もいないからマンツーマンで教えをいただいたような気分だ。
癒しを求めるのであれば、もっともお勧めのパワースポットで、
すばらしいスペースの一言に尽き、筆者のお気に入りである。
寺社を訪れる日は晴れの日がベストとは限らない。
雪の日や雨の日のほうが浄化された境内で
建築と向き合える時間を得ることができる場合がある。
行きなれた境内も、雪の日にわざと出かけたり
雨の日にわざと出かけると違った風景に出会うはず。
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