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尾張四観音の荒子観音に絶品の多宝塔を見る。

尾張四観音の荒子観音に絶品の多宝塔を見る。

荒子観音は尾張四観音のひとつで、
名古屋市中川区の荒子にある。
荒子といえばNHK大河ドラマで利家とまつの
前田利家が生誕したゆかりの地。
歴史は729年よりある寺だから
とても古くからあるパワースポットである。

尾張四観音の荒子観音に絶品の多宝塔を見る。

本堂は前田利家によって再建される。
修繕が行き届いているせいか
比較的新しい建造物のように感じた。

尾張四観音の荒子観音に絶品の多宝塔を見る。

1536年に建てられた多宝塔は一見して古く歴史がありそう。
名古屋市内では最古の建築。
重要文化財に指定されているだけあって境内ではひときわオーラを放っている。
特に飾ったようには見えないが、その細みな全体のフォルムに気品を感じる。


尾張四観音の荒子観音に絶品の多宝塔を見る。

目を凝らしてみると細部のつくりがとても繊細な仕上がりで、
他の寺の多宝塔と比較すると明らかに細く鳥の骨格ようだ。
構造を太く作れば長持ちするだろうが
モダンな建築のように繊細で軽快なつくりで
なおかつ長い年月を持ちこたえた技術は相当なものだと感じる。

尾張四観音の荒子観音に絶品の多宝塔を見る。

仁王門と本堂と多宝塔に囲まれた境内の中は
人気もまばらだが程よい静かさが体を癒してくれる。
他の大寺院に比べるとけして広くはない境内であるが
その中にいると、もっといたくなるような親しみを感じた。
仁王門の中に仁王像があり、暗くてかなり見えにくいが、
ごつごつと荒削りで特殊な感じが伺える。
円空によるものとされ、この彫刻のスタイルは円空の作風である。

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仁王門の柱上部には獅子の形をした木鼻が多数ある。
彫刻のすばらしさに圧倒されて見とれるが、
江戸時代の建築は町民の質素な生活とは違って
梁や木鼻など建築のパーツの装飾は力作が多い。

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南西200Mに前田利家の生誕地があると看板がある。
ほんとに南西にあるので信用してそちらへ行った人だけがたどり着いただろう。
実際あるのは荒子城跡のようで、前田利家は北陸に城を持つまで
ここをホームグラウンドにしていたようだ。
歴史的にはここも重要な場所だと感じた。

尾張四観音の荒子観音に絶品の多宝塔を見る。

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