名古屋の観光地スポット、大須観音の商店街で楽しむ
大須商店街のすごい所は進化し続けているところで、
名古屋の景気の強さを反映して様々なイベントのメッカになりつつあると言うこと。
世界コスプレサミットのパレードでは世界中のコスプレーヤーがつどう。
SKE48の路上ライブや金粉ショーなど
YOTUBEで大須でのイベントが見ることができる。
その様子は、グーグルやヤフーなどの検索エンジンと
様々なウェブ上のコンテンツの盛り上がりにも似ている。
グーグルなどは基本フリーでの利用でそれ自体は大須観音の入場無料と一緒だ。
ところがみんなグーグルに用事があるわけではなく、
そこからアクセスできる様々なウェブページやサービスに用事がある。
お互いにフリーな部分を持つことで一つのまとまりと賑わいをつくっている。
その中では利益を上げる店もあればそうでない見せもあるが、
基本的には無料の情報や賑わいを持ち寄って
そこに参加すると言うことに意義を持っている。
もちろん商売として参加している店舗も多いが、
多くの賑わいを作っている掛け声や
活気の源になるディスプレイやサービスは無料だ。
儲かるからと言う理由だけでわざわざ大須に出展したりはしない。
大須を作りたいという、気持ちの面での原動力を持っている。
この稼げなくても大須観音を中心にした界隈をつくる状況は
極めて未来的だといえる。
人類が食糧問題や利権の問題をクリアした場合、
全てのものを無料で分け与えあう世の中になると言われており、
いかにも名古屋らしいこの状況は実は一見むちゃくちゃの雑多に見えるが、
世界的に訪れるかもしれない自由な世界の片鱗を見せる。
災害時に世界中が日本を助けてくれる状況をみるとき、
あながちその世界はこないともいえないと感じた。
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