金華山、岐阜城で織田信長の呪いをうける
金華山こと岐阜城はいわずと知れた織田信長の居城である。
戦国時代には天下の中心がここにあった。
ということで、織田信長にあやかって
岐阜城を攻略してみようということだ。
さてこの岐阜城は歩いて登ると40分から1時間ほどかかる。
駐車場に付いた時点でかなり疲れていたので
ロープウェイを利用することにした。
ロープウェイは往復のチケットで1050円である。
この値段が安いと思ったのは、上についてからである。
チケットを券売機ではなく窓口で買い
そのときに観光案内をもらった。
これが後から自分を助けることになる。
ロープウェイは下を見下ろしながら登るととても景色が良い。
上を見て登ってもあまり景色は変らないので退屈。
ロープウェイを降りた後もしばらく歩くが
それだけでも結構な斜面で
途中の崖のようなところがいかに登りにくく
当時は要塞として機能していたかがうかがえた。
これは登りにくい。
きっとかなり攻めにくかったろう。
はあ、はあと息を切らせて登りきったところに
石とかやりとか、矢を浴びせたのだろうな。
天守閣に登ると眼下に広がる景色は
他の城とは比較にならないほど美しい。
現在は岐阜の市街地が見下ろせるので
まるで信長になった気分を味わえる。
信長め!殿様気分で気分良かっただろうな
しばらく外で下界を見下ろしながら信長の気分を味わっていると、
さすがにに寒くなってきた。ていうか、すごく寒い。
ロープウェイに乗って下る前に
ちょっとトイレにでも寄ろうとしたところから
悲劇が始まった。
ズボンのチャックが壊れた。これは信長ののろいか。
チャック全開放でパカーンと空いたままである。
この状態で下山を余儀なくされるとは。。。
幸いロープウェイのチケットがあるのでそこまで行き着けば
あとは車まで逃げ込めそうだ。
ロープウェイまで、人目を気にしながら
パンフレットで前を隠しながら歩くが
さっきまでの殿様気分とは逆で若干内股で歩いた。
ロープウェイの中でも終始、社会の窓を窓側に向けてしのぎ
景色どころではない気分で下山した。
ロープウェイがあってよかった。往復1050円は安いぞ。
まあ、こんな景色は他では見られないのと
違った意味でパワースポットを体験できてよかった。
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